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インターネットで公開している、泣ける話、感動する話をまとめています。号泣できる話から、ほっこりと心温まる話をいろいろ集めてますので、楽しんでください。
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2012/04/05
シュウマイ弁当
[泣ける話]
親元を離れ、就職のため上京した私の唯一の頼りは、1年先にやはり就職でこちらにきていたものすごく仲の良かったひとつ年上のいとこ。
まだまだ生活に慣れない梅雨の頃、職場に突然親から電話が。
「いとこの○ちゃんが倒れたらしい。近くにいるのはお前だけだから行ってやってくれ。」
上司に事情を説明し、病院へ。病床には弱りながらも意識のしっかりした彼がいた。
別室で医者に事情を聞くと、ずいぶん前から心臓が弱り続け、もはや手のつけられない状態だと。
さっき話した彼には、死なんて認識はまったくない。中学で母を亡くした彼へのさらにひどい運命のしうちに声にならない叫びをあげ拳で壁を殴る私。
駆けつけた彼の父が残り、その日は寮に帰った。
もう会えないとはわかっていたが、そばにいるのは辛すぎた。
夜中に叔父から電話があり、「死にました」ポツリと告げられた。
翌々日駆けつけた彼の妹とうちの親たちと、悲しみながらも慌しく簡単な葬儀を行なった。そして、彼は小さな骨壷になって妹に抱かれ新幹線で帰郷した。
見送りの新横浜で、親が崎陽軒の「シュウマイ弁当」を買ってくれた。
まだまだ生活に慣れない梅雨の頃、職場に突然親から電話が。
「いとこの○ちゃんが倒れたらしい。近くにいるのはお前だけだから行ってやってくれ。」
上司に事情を説明し、病院へ。病床には弱りながらも意識のしっかりした彼がいた。
別室で医者に事情を聞くと、ずいぶん前から心臓が弱り続け、もはや手のつけられない状態だと。
さっき話した彼には、死なんて認識はまったくない。中学で母を亡くした彼へのさらにひどい運命のしうちに声にならない叫びをあげ拳で壁を殴る私。
駆けつけた彼の父が残り、その日は寮に帰った。
もう会えないとはわかっていたが、そばにいるのは辛すぎた。
夜中に叔父から電話があり、「死にました」ポツリと告げられた。
翌々日駆けつけた彼の妹とうちの親たちと、悲しみながらも慌しく簡単な葬儀を行なった。そして、彼は小さな骨壷になって妹に抱かれ新幹線で帰郷した。
見送りの新横浜で、親が崎陽軒の「シュウマイ弁当」を買ってくれた。
posted at 2012/04/05 0:31:12
lastupdate at 2012/04/05 8:15:09
【修正】
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