2266 / 07 «« ■ »» |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
meaning of mark :: nothing , comment , trackback , comment and trackback
Profile
インターネットで公開している、泣ける話、感動する話をまとめています。号泣できる話から、ほっこりと心温まる話をいろいろ集めてますので、楽しんでください。
Menu
RSS & Atom Feed
Pickup Photo!
Recent Diary
Recent TrackBack
Recent Comments
2012/09/17
最後の文字
[泣ける話]
最後の文字
2年前の8月10日、大好きだったじぃちゃんが亡くなりました。
私は小さい時からよくじぃちゃん家に泊まりに行ってました。泊まりに行くたびにいろん
な事を教えてくれました。
本当に優しくてみんなから頼りにされていて絶対にツライと言わない人でした。じぃちゃ
んの病名は「肝臓ガン」。その事は私の親夫婦と叔父夫婦だけにつげられました。私達孫
とじぃちゃんとばぁちゃんは何も知らず3年間は今まで通りの生活をしていたのでした。
しかし、だんだん病気が進行し入退院を繰り返すようになりました。検査入院だと本人や
周りに嘘をついていた叔父夫婦や親夫婦もとても辛かったと思います。じぃちゃんはお見
舞いに行くたびに決まって「いつ帰れるんだ」と聞いていました。早く帰って仕事がした
いと…そんな体じゃなかったのに…お腹が妊婦さんのようにふくれあがりご飯が食べれな
くなって息も苦しそうで家に帰ってきても寝てるばかりでした。そして、ツライはずなの
に明るく笑うのです。そして最後の入院。その時に私達やばぁちゃんに「今度が最後の入
院だ」と言う事がしらされました。実感がわかず、ただ早く病院に行きたいと思いまし
た。
1週間後じぃちゃんは亡くなりました。じぃちゃんの最後は親戚みんなにみとられ静かに
最後までツライと言わず安らかな顔でじぃちゃんらしく亡くなりました。
じぃちゃんの人柄かお葬式にはたくさんの人が来てくれてみんな泣いて悲しんでくれまし
た。みんなじぃちゃんに感謝していました。
後日、遺品整理をしていると一冊のノートがでてきました。それはツライ中もうろうとし
た意識の中で書いたノートでした。そこには「もうかんねんした。泣き父母弟が迎えにき
た。もう長くない…(自分が病気なのを)黙っていたのはすべて私を思ってのため、辛かっ
ただろう。ありがとう。もうあきらめよう。楽しかった。ありがとう…」と、最後に入院
する日に家で書いたらしい…じぃちゃんは全部わかってたんだ…だから最後の入院では家
に帰りたいって言わなかったんだ。
もっといっぱい喋ればよかった。
もっと優しくすればよかった。
もっと感謝すればよかった。
でも、いつか言ってた「すぐツライと言うのはほんとはツラくないんだよ」って。その言
葉忘れない。
優しい気持ち忘れない。
じぃちゃんみたいにみんなに頼られて誰にでも優しくて明るくてがまん強い人になる。あ
りがとう。じぃちゃん…忘れないよ…
2年前の8月10日、大好きだったじぃちゃんが亡くなりました。
私は小さい時からよくじぃちゃん家に泊まりに行ってました。泊まりに行くたびにいろん
な事を教えてくれました。
本当に優しくてみんなから頼りにされていて絶対にツライと言わない人でした。じぃちゃ
んの病名は「肝臓ガン」。その事は私の親夫婦と叔父夫婦だけにつげられました。私達孫
とじぃちゃんとばぁちゃんは何も知らず3年間は今まで通りの生活をしていたのでした。
しかし、だんだん病気が進行し入退院を繰り返すようになりました。検査入院だと本人や
周りに嘘をついていた叔父夫婦や親夫婦もとても辛かったと思います。じぃちゃんはお見
舞いに行くたびに決まって「いつ帰れるんだ」と聞いていました。早く帰って仕事がした
いと…そんな体じゃなかったのに…お腹が妊婦さんのようにふくれあがりご飯が食べれな
くなって息も苦しそうで家に帰ってきても寝てるばかりでした。そして、ツライはずなの
に明るく笑うのです。そして最後の入院。その時に私達やばぁちゃんに「今度が最後の入
院だ」と言う事がしらされました。実感がわかず、ただ早く病院に行きたいと思いまし
た。
1週間後じぃちゃんは亡くなりました。じぃちゃんの最後は親戚みんなにみとられ静かに
最後までツライと言わず安らかな顔でじぃちゃんらしく亡くなりました。
じぃちゃんの人柄かお葬式にはたくさんの人が来てくれてみんな泣いて悲しんでくれまし
た。みんなじぃちゃんに感謝していました。
後日、遺品整理をしていると一冊のノートがでてきました。それはツライ中もうろうとし
た意識の中で書いたノートでした。そこには「もうかんねんした。泣き父母弟が迎えにき
た。もう長くない…(自分が病気なのを)黙っていたのはすべて私を思ってのため、辛かっ
ただろう。ありがとう。もうあきらめよう。楽しかった。ありがとう…」と、最後に入院
する日に家で書いたらしい…じぃちゃんは全部わかってたんだ…だから最後の入院では家
に帰りたいって言わなかったんだ。
もっといっぱい喋ればよかった。
もっと優しくすればよかった。
もっと感謝すればよかった。
でも、いつか言ってた「すぐツライと言うのはほんとはツラくないんだよ」って。その言
葉忘れない。
優しい気持ち忘れない。
じぃちゃんみたいにみんなに頼られて誰にでも優しくて明るくてがまん強い人になる。あ
りがとう。じぃちゃん…忘れないよ…
posted at 2012/09/17 0:15:57
lastupdate at 2012/09/17 0:15:57
【修正】
Trackbacks
Comments
Post your Comment