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インターネットで公開している、泣ける話、感動する話をまとめています。号泣できる話から、ほっこりと心温まる話をいろいろ集めてますので、楽しんでください。
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2011/09/23
[泣ける話]
主人は3年前に左目を失明した
義眼を入れているので、見た目は言われなければわからない
その失明した原因は当時1歳7ヶ月だった息子とじゃれあって遊んでいた時
おもちゃの先端が主人の左目に運悪く刺さってしまったからだ
事故当時、主人より息子の方が泣き叫んでいたように感じる
子供心にただ事ではないことを感じていたんだろう傷の具合が良くなくなってから主人は、自分の運転中に
何かあってはならない、と思い車の運転をやめた趣味だったバイクも売った
ただ、いつの日か後ろに乗せて一緒に出かけるために、
息子の1歳の誕生日に買った新品の子供用ヘルメットはまだ家にある
4歳を過ぎた息子は今、父親の左目が見えないことも、なぜそうなったかも、まだ知らないはずだ
言ってはならないと主人にきつく言われているし、私自身わざわざ教える必要もないと思っているからだひょっとしたらもう父親の異変に気づいてるのかも知れない
主人は今日も息子と一緒に公園に出かけ、大はしゃぎしながら帰ってきた
いずれ父の左目が見えないことも、その理由も知る時が必ずやってくるだろう
だけど私には泣きじゃくる息子の頭を笑顔で撫でている主人しか想像できない主人が、父親が、彼で本当によかったと感謝の気持ちでいっぱいです
義眼を入れているので、見た目は言われなければわからない
その失明した原因は当時1歳7ヶ月だった息子とじゃれあって遊んでいた時
おもちゃの先端が主人の左目に運悪く刺さってしまったからだ
事故当時、主人より息子の方が泣き叫んでいたように感じる
子供心にただ事ではないことを感じていたんだろう傷の具合が良くなくなってから主人は、自分の運転中に
何かあってはならない、と思い車の運転をやめた趣味だったバイクも売った
ただ、いつの日か後ろに乗せて一緒に出かけるために、
息子の1歳の誕生日に買った新品の子供用ヘルメットはまだ家にある
4歳を過ぎた息子は今、父親の左目が見えないことも、なぜそうなったかも、まだ知らないはずだ
言ってはならないと主人にきつく言われているし、私自身わざわざ教える必要もないと思っているからだひょっとしたらもう父親の異変に気づいてるのかも知れない
主人は今日も息子と一緒に公園に出かけ、大はしゃぎしながら帰ってきた
いずれ父の左目が見えないことも、その理由も知る時が必ずやってくるだろう
だけど私には泣きじゃくる息子の頭を笑顔で撫でている主人しか想像できない主人が、父親が、彼で本当によかったと感謝の気持ちでいっぱいです
posted at 2012/03/23 23:58:48
lastupdate at 2012/03/23 23:58:48
【修正】
2011/09/25
[泣ける話]
子供も、大人も、おじいちゃんも、おばあちゃんも、
みんな、みんな 笑っている顔が素敵。
怒っている顔よりも、泣いている顔よりも、困っている顔よりも 笑顔が一番!!
きっと笑顔が幸せ呼ぶと、頭では分かっていても、
心では、なかなか分からない人が、多いんじゃないのかナ!?
心が開いて、心の目で、周りを見渡してごらん、
きっと、小さな幸せの芽が、見つかるよ。
そして、そこから少しずつ、笑顔が生まれてくる。
笑顔が生まれ始めたら、喜びに変わるのも、もうすぐ。
でも、人は生きていて、辛い時、悲しい時、涙が止まらず心が開けない時、
勿論、沢山あると思う。そんな時は、あせらないでね。
自分だけが不幸ではない。
もっと、心が暗闇に閉じ込められている人達も、
沢山いることを、少しだけ思い出してみて。
自分の力で、心を開く人もいれば、誰かの愛で、心を開いてもらう人もいる。
気が付かないうちに心が開いて人もいれば、歌や音楽で、心が開く人もいる。
それは、人それぞれだと思うの。
人は心が閉じたり、開いたり、いろいろな経験、
そして、沢山心で感じることによって 豊かな心を持ち、
豊かな笑顔を育てて行けるのではないのかナ!?と私は思います。
自分自身、豊かな笑顔が増えたら、きっと周りに居る人達にも、
幸せ届ける事が出来るでしょう。
笑顔がいちばん
みんな、みんな 笑っている顔が素敵。
怒っている顔よりも、泣いている顔よりも、困っている顔よりも 笑顔が一番!!
きっと笑顔が幸せ呼ぶと、頭では分かっていても、
心では、なかなか分からない人が、多いんじゃないのかナ!?
心が開いて、心の目で、周りを見渡してごらん、
きっと、小さな幸せの芽が、見つかるよ。
そして、そこから少しずつ、笑顔が生まれてくる。
笑顔が生まれ始めたら、喜びに変わるのも、もうすぐ。
でも、人は生きていて、辛い時、悲しい時、涙が止まらず心が開けない時、
勿論、沢山あると思う。そんな時は、あせらないでね。
自分だけが不幸ではない。
もっと、心が暗闇に閉じ込められている人達も、
沢山いることを、少しだけ思い出してみて。
自分の力で、心を開く人もいれば、誰かの愛で、心を開いてもらう人もいる。
気が付かないうちに心が開いて人もいれば、歌や音楽で、心が開く人もいる。
それは、人それぞれだと思うの。
人は心が閉じたり、開いたり、いろいろな経験、
そして、沢山心で感じることによって 豊かな心を持ち、
豊かな笑顔を育てて行けるのではないのかナ!?と私は思います。
自分自身、豊かな笑顔が増えたら、きっと周りに居る人達にも、
幸せ届ける事が出来るでしょう。
笑顔がいちばん
posted at 2012/03/14 18:33:51
lastupdate at 2012/03/14 23:06:52
【修正】
[泣ける話]
651 :Mr.名無しさん :04/08/03 23:34
永久保存って書いたカセットがでてきたから、なんだと
思って聞いてみたら
赤ん坊の頃で訳のわからないことしゃべってる俺と、
両親の楽しそうな会話が入ってた
それ聞いてたら、なんか涙が止まらなくなった
いま両親が家庭内別居って状態だったり、
俺が両親の期待に添えなかった自分へ後悔とか
色々な気持ちが出てきて、涙が止まらん
父ちゃん母ちゃんこんな俺の世話をしてくれてありがとう
永久保存って書いたカセットがでてきたから、なんだと
思って聞いてみたら
赤ん坊の頃で訳のわからないことしゃべってる俺と、
両親の楽しそうな会話が入ってた
それ聞いてたら、なんか涙が止まらなくなった
いま両親が家庭内別居って状態だったり、
俺が両親の期待に添えなかった自分へ後悔とか
色々な気持ちが出てきて、涙が止まらん
父ちゃん母ちゃんこんな俺の世話をしてくれてありがとう
posted at 2012/03/14 20:09:42
lastupdate at 2012/03/14 23:07:09
【修正】
2011/09/28
[泣ける話]
169 名前:777 ◆Sx777J2Ch. 投稿日:03/05/13 02:55
親父に会ってきた。その見た目は壮絶だ。
鼻の穴に管が差し込まれ、その管は常に血を吸い出している。
それとは別にさらに両方の鼻の穴に酸素を吐き出す管が刺さっ
ている。モルヒネもどの管からか常に入っているらしい。
親父の身体に一体何本の管が入っているのか・・・という状態だ。
熱があるらしく、 ひたいにはアイスノンが巻かれている。
空気の漏れる音や、血を吸い込む音、耳をすませると親父の生命
を維持するために いろんなマシンが動いている。
ふと下を見ると血液吸い込みマシンに、親父から吸い出した血液
が1リットルもたまっていた。朝からオレが到着した夕方までの間に
こんなに出たんだ・・・。
だけど、数日前よりも元気だという。
濃いモルヒネを打っているせいでたまにワケのわからないことを
言う以外はまともに話もできる。
ベッドの上であぐらをかくこともできるようだ。
「このおかげ(血液吸い込みマシン)で、ずいぶん楽になったんだよ。
これでどんどん元気になるぞ」 と親父はオレに言った。
自分ではそういう意識を持つことが大切なんだろう。
ここまで来たらあとは前向きな気持ちとか生きるという強い意志など
のメンタルな部分が大事になってくるはずだ。だから、まだまだ生き
るつもりの親父に「いままでありがとう」なんてとても言えない。
寝ている親父の手を握ってみた。「温かい手だな」と親父は言った。
オレが「よく腕相撲したよな」と言うと
「そうだな、もうお前にはかなわないよ」と言ってオレの手を握り返し
てきた。予想を遙かに上回る強い握りだった。
病気でなかったら今でもかなわないんじゃないか、
と思うほど強い強い握力だった・・・。
170 名前:777 ◆Sx777J2Ch. 投稿日:03/05/13 02:55
「会社は大丈夫か? 」と聞かれたら
「最近、業績いいんだよ」と嘘をつき、
「嫁さんはお前に不平不満を言ってないか?」と聞かれたら、
「あぁ、仲良くやってるよ」と答える。
親父に伝えるオレの人生は全部絶好調状態だ。
親父には一切不安を抱かせない。
1時間ぐらいいると「早く仕事に戻れ!」と言う。
「いや、別に今日は仕事しないよ」と言うが、いいから行けと言う。
実際は締切日でどっちにしても長居はできなかった。
「また一週間後来るよ」と言って、
親父と握手し、母と一緒に病室を出た。
母と話しながらエレベーターの前まで歩いて思い出した。
「ちょっと戻る」と母に告げきびすを返し、一人で病室に戻った。
やっぱり今日言っておかなきゃだめだ。
親父のベッドのそばに戻り、親父の手を握り、
「元気だせ」「早く良くなってな」「来週は女房と一緒に来るぞ」
とかいろいろ言い、
最後に親父の手を自分のひたいに付けて言った。
「生んでくれてありがとう」
伝えたいことはだいたい話せたような気がする。
なんだか胸のつかえが取れた気分だ。
そして、病室を出てそのまま会社に戻り、今も仕事をしている。
オレはオレで生きるのだ。
親父に会ってきた。その見た目は壮絶だ。
鼻の穴に管が差し込まれ、その管は常に血を吸い出している。
それとは別にさらに両方の鼻の穴に酸素を吐き出す管が刺さっ
ている。モルヒネもどの管からか常に入っているらしい。
親父の身体に一体何本の管が入っているのか・・・という状態だ。
熱があるらしく、 ひたいにはアイスノンが巻かれている。
空気の漏れる音や、血を吸い込む音、耳をすませると親父の生命
を維持するために いろんなマシンが動いている。
ふと下を見ると血液吸い込みマシンに、親父から吸い出した血液
が1リットルもたまっていた。朝からオレが到着した夕方までの間に
こんなに出たんだ・・・。
だけど、数日前よりも元気だという。
濃いモルヒネを打っているせいでたまにワケのわからないことを
言う以外はまともに話もできる。
ベッドの上であぐらをかくこともできるようだ。
「このおかげ(血液吸い込みマシン)で、ずいぶん楽になったんだよ。
これでどんどん元気になるぞ」 と親父はオレに言った。
自分ではそういう意識を持つことが大切なんだろう。
ここまで来たらあとは前向きな気持ちとか生きるという強い意志など
のメンタルな部分が大事になってくるはずだ。だから、まだまだ生き
るつもりの親父に「いままでありがとう」なんてとても言えない。
寝ている親父の手を握ってみた。「温かい手だな」と親父は言った。
オレが「よく腕相撲したよな」と言うと
「そうだな、もうお前にはかなわないよ」と言ってオレの手を握り返し
てきた。予想を遙かに上回る強い握りだった。
病気でなかったら今でもかなわないんじゃないか、
と思うほど強い強い握力だった・・・。
170 名前:777 ◆Sx777J2Ch. 投稿日:03/05/13 02:55
「会社は大丈夫か? 」と聞かれたら
「最近、業績いいんだよ」と嘘をつき、
「嫁さんはお前に不平不満を言ってないか?」と聞かれたら、
「あぁ、仲良くやってるよ」と答える。
親父に伝えるオレの人生は全部絶好調状態だ。
親父には一切不安を抱かせない。
1時間ぐらいいると「早く仕事に戻れ!」と言う。
「いや、別に今日は仕事しないよ」と言うが、いいから行けと言う。
実際は締切日でどっちにしても長居はできなかった。
「また一週間後来るよ」と言って、
親父と握手し、母と一緒に病室を出た。
母と話しながらエレベーターの前まで歩いて思い出した。
「ちょっと戻る」と母に告げきびすを返し、一人で病室に戻った。
やっぱり今日言っておかなきゃだめだ。
親父のベッドのそばに戻り、親父の手を握り、
「元気だせ」「早く良くなってな」「来週は女房と一緒に来るぞ」
とかいろいろ言い、
最後に親父の手を自分のひたいに付けて言った。
「生んでくれてありがとう」
伝えたいことはだいたい話せたような気がする。
なんだか胸のつかえが取れた気分だ。
そして、病室を出てそのまま会社に戻り、今も仕事をしている。
オレはオレで生きるのだ。
posted at 2012/03/14 22:26:39
lastupdate at 2012/03/14 22:26:39
【修正】
2011/10/03
[泣ける話]
宇宙航空研究開発機構は30日、電波望遠鏡衛星「はるか」の送信機用の電源を切断し、軌道制御用の燃料を放出して運用を終了した。
大気圏に突入させて消滅させるには軌道が高すぎるため軌道に残すが、交信は途絶える。 05・11・30
ttp://www.sankei.co.jp/news//sha079.htm
56 名前:番組の途中ですが名無しです[sage] 投稿日:2005/12/01(木) 17:08:13
はるか から
ちきゅうのみんなえ
きょうでおしごとはおわりだよっていわれたよ
やっとおうちにかえれるのかな
けんきゅうじょのおじさんたちにあいたいなぁ
みんながかいてくれたサイン ちゃんとのこってるよ
はるか さびしくなるとね これみてげんきだすの
それにね みんなのこといつもみてたよ
このあいだ うんどうかいをみたよ
たのしそうだった
はるか もかえったら たまいれしたいな
せんそうもみたよ
はるか かなしくてないちゃった
おなかすいたなぁ
さっきいらないから すてなさいってすてちゃったけど
でもいーの
かえったら ごちそういっぱいいっぱいたべるの
それでね よくやったねってなでなでしてもらうの
はやくこないかなぁ
はるか つかれてうご けないや
さ むい な ぁ
ちき ゅ う は あお く て き
大気圏に突入させて消滅させるには軌道が高すぎるため軌道に残すが、交信は途絶える。 05・11・30
ttp://www.sankei.co.jp/news//sha079.htm
56 名前:番組の途中ですが名無しです[sage] 投稿日:2005/12/01(木) 17:08:13
はるか から
ちきゅうのみんなえ
きょうでおしごとはおわりだよっていわれたよ
やっとおうちにかえれるのかな
けんきゅうじょのおじさんたちにあいたいなぁ
みんながかいてくれたサイン ちゃんとのこってるよ
はるか さびしくなるとね これみてげんきだすの
それにね みんなのこといつもみてたよ
このあいだ うんどうかいをみたよ
たのしそうだった
はるか もかえったら たまいれしたいな
せんそうもみたよ
はるか かなしくてないちゃった
おなかすいたなぁ
さっきいらないから すてなさいってすてちゃったけど
でもいーの
かえったら ごちそういっぱいいっぱいたべるの
それでね よくやったねってなでなでしてもらうの
はやくこないかなぁ
はるか つかれてうご けないや
さ むい な ぁ
ちき ゅ う は あお く て き
posted at 2012/03/14 21:50:35
lastupdate at 2012/03/14 23:01:35
【修正】
2011/10/09
[泣ける話]
436 大人の名無しさん 04/07/14 00:37 ID:uvmO8+AS
付き合って3年の彼女に唐突に振られた。
「他に好きな男が出来たんだー、じゃーねー」
就職して2年、そろそろ結婚とかも真剣に考えてたっつーのに、目の前が真っ暗になった。俺は本当に彼女が好きだったし、勿論浮気もしたことないし、そりゃ俺は格別イイ男って訳じゃなかったけど、彼女の事は本当に大事にしてたつもりだった。なのに、すっげーあっさりスッパリやられた。
どーにもこーにも収まりつかなくて、電話するも着信拒否、家行ってもいつも留守、バイト先も辞めてた。徹底的に避けられた。
もーショックですげー荒れた。仕事に打ち込みまくった。
それから半年、お陰で同期の中でダントツの出世頭になってた。
彼女の事も、少しずつ忘れ始めてた、そんなある日、携帯に知らない番号から電話がかかってきた。
最初は悪戯とかだと思って無視ってたんだけど、何回もかかってくる。仕方ないから出た。別れた彼女の妹を名乗る女からだった。その女が俺に言った。
「お姉ちゃんに会いに来てくれませんか?」
・・・彼女は白血病にかかっていて、入院していた。
ドナーがやっと見つかったものの、状態は非常に悪く、手術をしても助かる確立は五分五分だという。入院したのは俺と別れた直後だった。
437 大人の名無しさん 04/07/14 00:37 ID:uvmO8+AS
俺は、病院へ駆けつけた。
無菌室にいる彼女をガラス越しに見た瞬間、俺は周りの目を忘れて怒鳴った。
「お前、何勝手な真似してんだよっ!俺はそんなに頼りないかよっ!!」
彼女は俺の姿を見て、しばらく呆然としていた。どうして俺がここに居るのかわからない、という顔だった。
その姿は本当に小さくて、今にも消えてしまいそうだった。
でもすぐに、彼女はハッと我に返った顔になり、険しい顔でそっぽを向いた。
俺は、その場に泣き崩れた。堪らなかった、この期に及んでまだ意地をはる彼女の心が。愛しくて、悲しくて、涙が止まらなかった。
その日から手術までの2週間、俺は毎日病院に通った。
けれど、彼女は変わらず頑なに俺を拒絶し続けた。
そして手術の日。俺は会社を休んで病院に居た。
俺が病院に着いた時にはもう彼女は手術室の中だった。
手術は無事成功。けれど、安心は出来なかった。
抗生物質を飲み、経過を慎重に見なくてはならないと医者が言った。
俺は手術後も毎日病院に通った。
彼女は、ゆっくりではあるけれど、回復していった。
そして彼女は、相変わらず俺の顔も見ようとしなかった。
ようやく退院出来る日が来た。
定期的に検査の為、通院しなくてはならないし、薬は飲まなくてはならないけれど、日常生活を送れるまでに彼女は回復した。
俺は当然、彼女に会いに行った。お祝いの花束と贈り物を持って。
438 大人の名無しさん04/07/14 00:38 ID:uvmO8+AS
「退院、おめでとう」
そう言って、花束を手渡した。彼女は無言で受け取ってくれた。
俺はポケットから小さい箱を取り出して中身を見せた。
俗に言う給料の3ヶ月分ってヤツ。
「これももらって欲しいんだけど。俺、本気だから」
そう言ったら、彼女は凄く驚いた顔をしてから、うつむいた。
「馬鹿じゃないの」
彼女の肩が震えていた。
「うん、俺馬鹿だよ。お前がどんな思いしてたかなんて全然知らなかった。本当にごめん」
「私、これから先だってどうなるかわからないんだよ?」
「知ってる。色々これでも勉強したから。で、どうかな?俺の嫁さんになってくれる?」
彼女は顔を上げて、涙いっぱいの目で俺を見た。
「ありがとう」
俺は彼女を抱きしめて、一緒に泣いた。
ウチの親には反対されたけど、俺は彼女と結婚した。
それから2年。あまり体は強くないけれど、気は人一倍強い嫁さんの尻に敷かれてる俺がいる。
子供もいつか授かればいいな、という感じで無理せず暢気に構えてる。
・
・
654 名前:大人の名無しさん 投稿日:04/08/02 00:16 ID:iOTJw2MX
流れぶった切りでスマン。
嫁さんのお腹に新しい命が宿ってるってわかった。
「子供は授かりものだから、無理しないでのんびり構えとこう」
とか言ってたけど、正直諦め気味だった。
まだ豆粒みたいなもんなんだろうけど、俺と嫁さんの子供が嫁さんのお腹の中にいる。
そう思っただけで、何か訳の分からない熱いものが胸の奥からこみ上げてきて、泣いた。
嫁さんも泣いてた。
実家に電話したら、結婚の時あんだけ反対してたウチの親まで泣き出した。
「良かったなぁ、良かったなぁ。神様はちゃんとおるんやなぁ」って。
嫁さんの親御さんは「ありがとう、ありがとう」って泣いてた。皆で泣きまくり。
嫁さんは身体があんまり丈夫じゃないから、産まれるまで色々大変だろうけど、俺は死ぬ気で嫁さんと子供を守り抜く。
誰よりも強いお父さんになってやる。
でも、今だけはカッコ悪く泣かせて欲しい。
付き合って3年の彼女に唐突に振られた。
「他に好きな男が出来たんだー、じゃーねー」
就職して2年、そろそろ結婚とかも真剣に考えてたっつーのに、目の前が真っ暗になった。俺は本当に彼女が好きだったし、勿論浮気もしたことないし、そりゃ俺は格別イイ男って訳じゃなかったけど、彼女の事は本当に大事にしてたつもりだった。なのに、すっげーあっさりスッパリやられた。
どーにもこーにも収まりつかなくて、電話するも着信拒否、家行ってもいつも留守、バイト先も辞めてた。徹底的に避けられた。
もーショックですげー荒れた。仕事に打ち込みまくった。
それから半年、お陰で同期の中でダントツの出世頭になってた。
彼女の事も、少しずつ忘れ始めてた、そんなある日、携帯に知らない番号から電話がかかってきた。
最初は悪戯とかだと思って無視ってたんだけど、何回もかかってくる。仕方ないから出た。別れた彼女の妹を名乗る女からだった。その女が俺に言った。
「お姉ちゃんに会いに来てくれませんか?」
・・・彼女は白血病にかかっていて、入院していた。
ドナーがやっと見つかったものの、状態は非常に悪く、手術をしても助かる確立は五分五分だという。入院したのは俺と別れた直後だった。
437 大人の名無しさん 04/07/14 00:37 ID:uvmO8+AS
俺は、病院へ駆けつけた。
無菌室にいる彼女をガラス越しに見た瞬間、俺は周りの目を忘れて怒鳴った。
「お前、何勝手な真似してんだよっ!俺はそんなに頼りないかよっ!!」
彼女は俺の姿を見て、しばらく呆然としていた。どうして俺がここに居るのかわからない、という顔だった。
その姿は本当に小さくて、今にも消えてしまいそうだった。
でもすぐに、彼女はハッと我に返った顔になり、険しい顔でそっぽを向いた。
俺は、その場に泣き崩れた。堪らなかった、この期に及んでまだ意地をはる彼女の心が。愛しくて、悲しくて、涙が止まらなかった。
その日から手術までの2週間、俺は毎日病院に通った。
けれど、彼女は変わらず頑なに俺を拒絶し続けた。
そして手術の日。俺は会社を休んで病院に居た。
俺が病院に着いた時にはもう彼女は手術室の中だった。
手術は無事成功。けれど、安心は出来なかった。
抗生物質を飲み、経過を慎重に見なくてはならないと医者が言った。
俺は手術後も毎日病院に通った。
彼女は、ゆっくりではあるけれど、回復していった。
そして彼女は、相変わらず俺の顔も見ようとしなかった。
ようやく退院出来る日が来た。
定期的に検査の為、通院しなくてはならないし、薬は飲まなくてはならないけれど、日常生活を送れるまでに彼女は回復した。
俺は当然、彼女に会いに行った。お祝いの花束と贈り物を持って。
438 大人の名無しさん04/07/14 00:38 ID:uvmO8+AS
「退院、おめでとう」
そう言って、花束を手渡した。彼女は無言で受け取ってくれた。
俺はポケットから小さい箱を取り出して中身を見せた。
俗に言う給料の3ヶ月分ってヤツ。
「これももらって欲しいんだけど。俺、本気だから」
そう言ったら、彼女は凄く驚いた顔をしてから、うつむいた。
「馬鹿じゃないの」
彼女の肩が震えていた。
「うん、俺馬鹿だよ。お前がどんな思いしてたかなんて全然知らなかった。本当にごめん」
「私、これから先だってどうなるかわからないんだよ?」
「知ってる。色々これでも勉強したから。で、どうかな?俺の嫁さんになってくれる?」
彼女は顔を上げて、涙いっぱいの目で俺を見た。
「ありがとう」
俺は彼女を抱きしめて、一緒に泣いた。
ウチの親には反対されたけど、俺は彼女と結婚した。
それから2年。あまり体は強くないけれど、気は人一倍強い嫁さんの尻に敷かれてる俺がいる。
子供もいつか授かればいいな、という感じで無理せず暢気に構えてる。
・
・
654 名前:大人の名無しさん 投稿日:04/08/02 00:16 ID:iOTJw2MX
流れぶった切りでスマン。
嫁さんのお腹に新しい命が宿ってるってわかった。
「子供は授かりものだから、無理しないでのんびり構えとこう」
とか言ってたけど、正直諦め気味だった。
まだ豆粒みたいなもんなんだろうけど、俺と嫁さんの子供が嫁さんのお腹の中にいる。
そう思っただけで、何か訳の分からない熱いものが胸の奥からこみ上げてきて、泣いた。
嫁さんも泣いてた。
実家に電話したら、結婚の時あんだけ反対してたウチの親まで泣き出した。
「良かったなぁ、良かったなぁ。神様はちゃんとおるんやなぁ」って。
嫁さんの親御さんは「ありがとう、ありがとう」って泣いてた。皆で泣きまくり。
嫁さんは身体があんまり丈夫じゃないから、産まれるまで色々大変だろうけど、俺は死ぬ気で嫁さんと子供を守り抜く。
誰よりも強いお父さんになってやる。
でも、今だけはカッコ悪く泣かせて欲しい。
posted at 2012/03/14 22:48:52
lastupdate at 2012/03/14 22:48:52
【修正】
2011/10/11
[泣ける話]
今日正社員の面接行ったのね。もうこれで11社目。
今まで全部駄目だった。
それで、その日は車で母も用事があったし、近くだったんで、母さんが運転するよ、と付き添ってくれた。
駐車場の社内に母を待たて面接してもらった。
出てきたのは社長と人事課長。社長が絵に書いたような悪人顔でさ。
たばこふかしながら履歴書見て
「何この転職回数?あんたもう36だろ?」
「働いた経験が長いったって、こんなの職歴なしも同然だろう?」
「精神の病気だかなんだかしらんが、うちでそんなの雇うわけない、辞められたら無駄だし、もう帰ってくれ。用はないだろ。終わり終わり」
車に戻ると母は面接には触れず、
「また寒くなるんだって、今ラジオで行ってた」
「ごはん食べて帰ろうか」って。
無言のままうどん屋に入って、カツ丼を食べた。
そしたら母親が「受かるといいねー」って言うからさ、俺答えに困っちゃってさ。
で、いろんな言い訳考えた末に正直に「いや、駄目だったんだ、今日も」といった。
母親、「また次も送っていくよ、カツ丼、あんまりおいしくなかったね」だってさ。
今頃になって泣けてきたよ。情けねーなー。就職してーなー。
今まで何やってたんだろう。
母さん、就職できたらおごってくれたお礼に、今度は何かおごるよ。
うまくないカツ丼じゃないところに行こう。
この歳になって言うのもなんだけど、母さんごめんなさい。
今まで全部駄目だった。
それで、その日は車で母も用事があったし、近くだったんで、母さんが運転するよ、と付き添ってくれた。
駐車場の社内に母を待たて面接してもらった。
出てきたのは社長と人事課長。社長が絵に書いたような悪人顔でさ。
たばこふかしながら履歴書見て
「何この転職回数?あんたもう36だろ?」
「働いた経験が長いったって、こんなの職歴なしも同然だろう?」
「精神の病気だかなんだかしらんが、うちでそんなの雇うわけない、辞められたら無駄だし、もう帰ってくれ。用はないだろ。終わり終わり」
車に戻ると母は面接には触れず、
「また寒くなるんだって、今ラジオで行ってた」
「ごはん食べて帰ろうか」って。
無言のままうどん屋に入って、カツ丼を食べた。
そしたら母親が「受かるといいねー」って言うからさ、俺答えに困っちゃってさ。
で、いろんな言い訳考えた末に正直に「いや、駄目だったんだ、今日も」といった。
母親、「また次も送っていくよ、カツ丼、あんまりおいしくなかったね」だってさ。
今頃になって泣けてきたよ。情けねーなー。就職してーなー。
今まで何やってたんだろう。
母さん、就職できたらおごってくれたお礼に、今度は何かおごるよ。
うまくないカツ丼じゃないところに行こう。
この歳になって言うのもなんだけど、母さんごめんなさい。
posted at 2012/03/24 14:42:41
lastupdate at 2012/03/24 14:42:41
【修正】
2011/10/15
[泣ける話]
238 :番組の途中ですが名無しです :2005/08/13(土) 00:28:30 ID:owURNIxH0
今日、18:00発のJALの羽田-大阪伊丹便で里帰りして、今実家からカキコ。
離陸後、機長のアナウンスで
「本日は当社が20年前に大変な事故を起こした日であります。
また、この便はあの事故機と同じ時間帯で同じ目的地を目指しております。
加害側の我々がお願いするのも大変恐縮ではありますが、
当機にご搭乗の皆様におかれましては、願わくば20年前の今日、
御巣鷹の尾根で亡くなられた520有余名の御霊に合掌をお願い致します。」
ってアナウンスあって本当に全員で合掌した。
客室乗務員の中には泣いてる人も居た。
機長も副操縦士も涙声だった。
無事に伊丹空港に着陸した時、
「ココにあの時亡くなった方々は行きたかったんだよな。」って思って泣けてきた。
こんな事故は本当に繰り返しちゃいけないよ。本当に。
亡くなられた方々がどうか安らかに眠れますように。 合掌。
今日、18:00発のJALの羽田-大阪伊丹便で里帰りして、今実家からカキコ。
離陸後、機長のアナウンスで
「本日は当社が20年前に大変な事故を起こした日であります。
また、この便はあの事故機と同じ時間帯で同じ目的地を目指しております。
加害側の我々がお願いするのも大変恐縮ではありますが、
当機にご搭乗の皆様におかれましては、願わくば20年前の今日、
御巣鷹の尾根で亡くなられた520有余名の御霊に合掌をお願い致します。」
ってアナウンスあって本当に全員で合掌した。
客室乗務員の中には泣いてる人も居た。
機長も副操縦士も涙声だった。
無事に伊丹空港に着陸した時、
「ココにあの時亡くなった方々は行きたかったんだよな。」って思って泣けてきた。
こんな事故は本当に繰り返しちゃいけないよ。本当に。
亡くなられた方々がどうか安らかに眠れますように。 合掌。
posted at 2012/03/14 8:24:35
lastupdate at 2012/03/14 8:24:35
【修正】
2011/10/20
[泣ける話]
237 名前: ビール 投稿日: 2000/03/24(金) 17:30
ビールは横に冷やすとうまい、と父は言っていた。
そんなわけはないと、と言っても聞かず、冷蔵庫に決まってビールを横にして冷やしていた。
酒以外煙草もギャンブルやらない親父にとって、ビールに関してだけこだわりを
持っていたのかもしれない。酒が飲めなかった俺は、一緒に飲むこともなかった。
親父が死んだ時、なぜかそんなに悲しくなかった。あっけないな、とは思ったが、
何か時間が寸断されるような感覚はなかった。親戚が自宅にきて、これからのことを
話し合っているときに、ふと何か酒が飲みたくなり、冷蔵庫を開けた。
横になったビールがあった。時間がぎゅっと凝縮されて、思い出すべきことが多すぎて、泣いた。
ビールは横に冷やすとうまい、と父は言っていた。
そんなわけはないと、と言っても聞かず、冷蔵庫に決まってビールを横にして冷やしていた。
酒以外煙草もギャンブルやらない親父にとって、ビールに関してだけこだわりを
持っていたのかもしれない。酒が飲めなかった俺は、一緒に飲むこともなかった。
親父が死んだ時、なぜかそんなに悲しくなかった。あっけないな、とは思ったが、
何か時間が寸断されるような感覚はなかった。親戚が自宅にきて、これからのことを
話し合っているときに、ふと何か酒が飲みたくなり、冷蔵庫を開けた。
横になったビールがあった。時間がぎゅっと凝縮されて、思い出すべきことが多すぎて、泣いた。
posted at 2012/03/20 19:22:09
lastupdate at 2012/03/20 19:22:09
【修正】
2011/10/23
[泣ける話]
母親が脳疾患で植物状態になり、東京で結婚して暮らしていた私は家族とともに故郷へ帰った。
父親と同居して1年半。
もともと、若い頃から父とはケンカばっかだったから、お互い相当我慢したよ。
あの日。父とケンカしたとき。私の口から出た言葉。
「おまえなんか死んじゃえばいいのに!!!!」
その次の日、何のお別れの言葉もないまま父は車の中で心不全で亡くなった。
たった一人で。十三時間も一人で。誰にもみとられることもなく。
発見したのは私だった。すでに死後硬直していた父を必死で助けようとした。
でももう間に合わなかった。
車の後部座席には私の好きな蟹が袋にはいっていた。
私が殺したのだと。
わたしのせいだと。
この3年間そう思いながら私は生きてきた。
知り合いに言われた言葉が私を救ったような気がする。
「あなたの言葉でお父さんは死んじゃったかもだけど・・・
あなたが殺しちゃったのかもだけど・・・
でも・・・でもっ!
お 父 さ ん は あ な た を 愛 し て い た は ず だ よ 」
狂ったように泣いた。子供のようにしゃくりあげ、震えながら泣いた。
そう、私は父に最後にそう言ってもらいたかったのだ。
父が亡くなってから大キライだった父を、ダイスキで尊敬していることもよくわかった。
だから私、母親の面倒見ながらがんばって生きようと思う。
父さん・・・次ももし生まれ変われることができたなら、また父さんの子に生まれてきていいかな。
明日は父さんの月命日だね。
お花買ってこよう。
父親と同居して1年半。
もともと、若い頃から父とはケンカばっかだったから、お互い相当我慢したよ。
あの日。父とケンカしたとき。私の口から出た言葉。
「おまえなんか死んじゃえばいいのに!!!!」
その次の日、何のお別れの言葉もないまま父は車の中で心不全で亡くなった。
たった一人で。十三時間も一人で。誰にもみとられることもなく。
発見したのは私だった。すでに死後硬直していた父を必死で助けようとした。
でももう間に合わなかった。
車の後部座席には私の好きな蟹が袋にはいっていた。
私が殺したのだと。
わたしのせいだと。
この3年間そう思いながら私は生きてきた。
知り合いに言われた言葉が私を救ったような気がする。
「あなたの言葉でお父さんは死んじゃったかもだけど・・・
あなたが殺しちゃったのかもだけど・・・
でも・・・でもっ!
お 父 さ ん は あ な た を 愛 し て い た は ず だ よ 」
狂ったように泣いた。子供のようにしゃくりあげ、震えながら泣いた。
そう、私は父に最後にそう言ってもらいたかったのだ。
父が亡くなってから大キライだった父を、ダイスキで尊敬していることもよくわかった。
だから私、母親の面倒見ながらがんばって生きようと思う。
父さん・・・次ももし生まれ変われることができたなら、また父さんの子に生まれてきていいかな。
明日は父さんの月命日だね。
お花買ってこよう。
posted at 2012/03/23 23:48:31
lastupdate at 2012/03/23 23:48:31
【修正】