クニフロの泣ける話、感動する話まとめ
2012 / 08   «« »»
01
W
02
T
 
03
F
04
S
 
05
S
06
M
 
07
T
 
08
W
 
09
T
 
10
F
 
11
S
 
12
S
 
13
M
 
14
T
 
15
W
 
16
T
 
17
F
 
18
S
 
19
S
 
20
M
 
21
T
 
22
W
 
23
T
 
24
F
 
25
S
 
26
S
 
27
M
 
28
T
 
29
W
 
30
T
 
31
F
 
meaning of mark :: nothing , comment , trackback , comment and trackback
Profile
インターネットで公開している、泣ける話、感動する話をまとめています。号泣できる話から、ほっこりと心温まる話をいろいろ集めてますので、楽しんでください。

Menu

RSS & Atom Feed
クニフロの泣ける話、感動する話まとめ
RSS1.0 / RSS2.0 / Atom0.3
残念な話
RSS1.0 / RSS2.0 / Atom0.3
悲しい話
RSS1.0 / RSS2.0 / Atom0.3
心あたたまる話
RSS1.0 / RSS2.0 / Atom0.3
感動した話
RSS1.0 / RSS2.0 / Atom0.3
泣ける話
RSS1.0 / RSS2.0 / Atom0.3

Pickup Photo!

Recent Diary

Recent TrackBack

Recent Comments
Re:父からのメール
  └ 名無し at 2012/05/13 0:15:42
«« ミニ四と震災の日 | main | サンンキューオカン »»
«« カテゴリ内前記事(ミニ四と震災の日) | 泣ける話 | カテゴリ内次記事(サンンキューオカン) »»
2010/12/14
失恋について

ぼくの友人が、ある女性に激しい片思いの恋をした。
結果的に実らず、今ではその彼女は東京で別の彼氏と暮らしている。
 
ところがそいつが突然会社も辞めて
生まれ育った大阪の地から東京に引っ越してしまった。

理由を聞いたところ彼はこういった。


「彼女が幸せに暮らしているならそれでいい。   
住所も知っているけど会いに行ける訳ないし絶対行かないと思う。    

東京に行くといつもこう思うんだ。

あの人が息を吐くだろ。俺が息を吸うだろ。
それはつまり一つの空気をやりとりをしてるという事なんだ。
雨がふったら同じ雨に濡れるという事なんだ。

ホテルの窓から夜景を見ると、いつも思う。

あの光のどれか一つがあの人の住んでいる家の窓の明かりだ、と。
彼女がいないということは俺が存在していないという事と同じ事なんだ。

彼女が近くにいるというだけで生きていける。
大阪にいるとね、それがないんだ。
死んでいるのと一緒なんだ。
 
だから東京に住むことに決めたんだ」


僕はこれを聞いて不覚にも落涙しそうになった。どうしようもない奴だ、と思った。そんな糞の役にも立たないセンチメンタリズムをかかえていて、どうやって生きていくつもりなのか、と腹も立った。

頭ではそう考えているのだが、身体の奥のどこか不可視の部分がざわざわと揺れ動いて共感を訴えてくるのをどうしても止めることができなかった。

らも氏のエッセイから
posted at 2012/03/14 18:32:34
lastupdate at 2012/03/14 18:32:34
修正
 
Trackback URL

クリップボードへコピーする場合は こちらをクリック(Win+IEのみ)

Trackbacks

Comments

Post your Comment
name
mail
home
comment
文字装飾グラデーション絵文字

Gポイントポイ活 Amazon Yahoo 楽天

無料ホームページ 楽天モバイル[UNLIMITが今なら1円] 海外格安航空券 海外旅行保険が無料!